2016年10月28日

教育用馬について

BTCには約40頭の教育用馬がいます。
人と同じでそれぞれに個性があり、いつでも大人しい馬もいれば、乗るとテンションが上がってしまう馬、驚きやすい馬など様々です。

今回は私のお気に入りの一頭を紹介したいと思います。
名前はトウカイトレジャー君。
今年の5月まで競走馬として走っていましたが、屈腱炎を発症して引退し、6月にBTCにやってきました。
BTCに来てから手入れなどの担当を私がさせて頂きました。

トウカイトレジャーが入厩するまではBTCにはセン馬と牝馬しかおらず、牡馬の手入れは初めてでした。
最初は、遊びたがりで、周りの馬を気にしたりして落ち着きがないなという印象でしたが、とても可愛いと私は思いました。

そんなトウカイトレジャー君でしたが、ついにセン馬になってしまう時がやってきました。
私は牡馬からセン馬になって、性格や普段の行動がどう変わるのか興味津々でした。
ですが、同じ男として、去勢されて診療所から帰って来たトウカイトレジャー君の表情を見た時はとても複雑な気持ちになりました・・・

手術後はいつも以上に馬房を清潔にして、曳き運動や患部の消毒を毎日行いました。
手術後2日間ぐらいあまり変化はないなと思っていましたが、3日目以降から段々大人しくなってきて、1週間経つとかなり落ち着いたなという印象を受けました。
そして見た目で一番変わったなと思うのは「目つき」です。去勢前はキリッとして格好いいという感じでしたが、去勢後は目が少しトロンとたような優しくて可愛い目になったと私は感じています。

トウカイトレジャー君がBTCに来て、最初の2か月ほどを担当させていただき、様々なことを見て、感じて、教わることができました。そして、この馬のことを大好きになりました。
現在はまだ屈腱炎のリハビリ中で激しい運動はできませんが、治ったらこの馬から騎乗の事もたくさん教わりたいです。
(K・U)

02常歩運動中・・・