2017年09月22日

教育用馬について

今回は、日々私たちの研修に役立ってくれている教育用馬たちについて書きたいと思います。

教育用馬のほとんどは元々競走馬として走っていた馬たちです。なので、騎乗訓練中も、騎乗者が少し気を緩めてしまった瞬間にスイッチが入ってしまい、走路で列から外れて駈け抜けていってしまうこともあります。

他にも、駈け抜けていくことは無くても騎乗者を試して落とそうとするずる賢い馬や、ハミから逃げようとするのが癖になってしまい首を振る馬など、とても個性豊かです。

そんな個性豊かな面々の中で、ひと際目立つ馬がいます。
小さな体にぎょろっとした目、何より目を引くモヒカン。彼はサラブレッドではないので、硬く量の多いたてがみは常時短く切り揃えられ、常にモヒカンヘアーです。

馬房内では大人しく、騎乗でも頑張って走ってくれるいい子です。
しかし、集団放牧に出した途端、彼は一変します。一緒に放牧に出た馬に手当たり次第ケンカを売り、追いかけ回すのです。
ただでさえインパクトの強い見た目をしているのに、そんなギャップまで持っている、彼の名前はミレニアム。
ついに彼は先日、サラブレッドを一頭手下にしました。

そんな個性の強い馬たちと日々訓練に勤しんでいます。

Photo横顔イケメン



Photo_2どアップ、ど~ん!!



Photo_3じいの疾走!



2017年09月21日

BTC業務内研修

今回35期生は、日頃お世話になっている職員の方々が行っているBTC調教場内でのお仕事について理解を深めるため、4班に分かれて業務第1係、2係、軽種馬診療所へ業務内研修に行きました。

 業務1係の調教監視では、調教場を利用した馬の頭数や牧場名をセンターへ無線で連絡し、牧場ごとに調教頭数を計算するのが主な仕事です。
私は600mの屋内馬場を担当しましたが、繁忙期には1日400頭近く利用馬がいると知り、正確で迅速な伝達が重要になると思いました。

 業務2係では1000m屋内直線にてハロー掛けの車に乗せていただきました。壁やウッドチップを壊さないようにゆっくりとした速度でハンドルを捌き、馬場を均す技術はとても真似できるものではないと思いました。
毎日各コースを1時間以上ハロー掛けをしてくださり、普段当たり前のように使っている調教場はたくさんの方々により整備、管理されていると知り感謝しなければならないと思いました。

 軽種馬診療所ではBTC周辺の牧場へ往診へ行き、跛行の症状でレントゲン撮影や注射治療が必要な馬などの診療や、枠馬でのエコー検査を見学しました。非常に多くの競走馬達が身体に不安を抱えながらも一生懸命に走っているのだと思うと頭が上がりません。

 各所ともお忙しい中、私達の研修の為に、職員の方々が優しく為になる経験や話をしていただいたので、とても充実した時間が過ごせました。
ありがとうございました。
(S・Y)

2017年09月15日

新馬入厩しました!

6月7日・13日、【クラウンミラクル号】と【ピュアソルジャー号】がそれぞれ入厩しました。

【クラウンミラクル号】
誕生日:2008年3月18日
父 :チーフベアハート
母 :シルクグラフィック
性別:牝
毛色:栗毛
特徴:1頭子どもを産んだ後、BTCにやってきた。特徴という特徴が無いのが特徴。
ちょっとキャンキャンした性格。

Photoクラウンミラクルです


Photo_2お友達と一緒


【ピュアソルジャー号】
誕生日:2010年2月25日
父 :ジャングルポケット
母 :ラブアンドピース
性別:牡
毛色:鹿毛
特徴:両目とも輪眼でちょっと強面。でも、今のところおっとりした性格。

Photo_3はみ出ましたが…ピュアソルジャーです



Photo_4横目でチラリ



Photo_5実はボロの匂い嗅いでた後…



 

タイプの正反対な2頭がやってきました。キャンキャンしている母は落ち着きを取り戻すのか、
男子は強面な顔に似合わずおっとりした性格のままなのか?乞うご期待!!
これから、どうぞよろしくお願いいたします☆

2017年09月12日

サマーセール見学

私は初めて競走馬のセリを見学しました。

このセリで思ったことは、若駒を扱うことは緊張感を持たないと危険だということです。
比較展示の際、馬が暴れ、それを御そうとした時曳き手がちぎれて放馬するということが起こりました。
もし、それによって商品である馬が怪我をしてしまったら、セリに出せなくなってしまうかもしれないので、馬を曳く担当の方は本当に大変だと思いました。

自分達が普段扱っている馬と全く違い、落ち着いている時がないくらい物見をしていて、本当に危ないと感じました。これから、この若駒を自分たちが曳いたりすると考えると、不安でいっぱいです。

セリでは、たくさんの疑問点がありました。「なぜ係の人が必要なのか?」「金額が増える時に、10万円と20万円など、係の人はどう指示をしているのか?」など、たくさんの疑問があり、見学していて楽しくなりました。その場で疑問点を解決できなかったのですが、分かっていた方が勿論いいので疑問のままにしないようにしたいと思います。

初めての見学で、セリの雰囲気を味わえてよかったです。自分も牧場に就職して、セリで馬を曳くことがあるかもしれないので、良い経験になりました。
(A・Y)

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2017年09月07日

退厩しました

長きにわたって研修生達の先生をしてくれたパルル号(父:シャーディー、母:カリスタルビー 騸 17歳)が高齢になったため退厩しました。

パルル号は、JRA日高育成牧場にて研究馬として生産されました。
その後、BTC研修にて馴致を行い、浦河競馬祭にも出場するなど、歴代の研修生達に様々なことを教えてくれた偉大な先生です。

若かりし頃は結構やんちゃで、落とされた研修生は数知れず…しかし、最近では歳を取ったせいもあって、跳ねることもなく初心者組の良きパートナーとして働いてくれていました。

今後は、千葉県にある乗馬クラブにて第3の馬生を送ることになりました。きっとたくさんの方に可愛がってもらえることだろうと思います。

あのさく癖が見られなくなると思うと少し寂しい気もしてしまいますが、健康に長生きしてくれることを願って…パルル先生、お世話になりました!!

乗馬クラブではまた若手の仲間入りかな?〝じいちゃん〟て呼ばれないといいね!
長い間ありがとう☆お元気で!!
(養成担当 Y)

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Photo_5退厩前のおめかし。



Photo_6乗馬クラブ到着後の姿。元気そうです!



2017年09月04日

早来地区の牧場見学と札幌競馬場見学

先日僕たちは、1泊2日で牧場見学と札幌競馬場見学に行ってきました。

まず始めに現役時代に活躍した馬が種牡馬として第2の馬生を送っている社台スタリオンステーションを見学しました。
次に早来地区の牧場に行き、充実した調教施設や広大な放牧地などを見学させて頂きました。
見学をした後には昨年BTC研修を卒業した石黒先輩から、実際に牧場で働いた感想や、BTCでの研修中にやっておくべき事などを教えていただきました。

2日目の札幌競馬場見学は、生憎の雨模様でしたが、普段入ることのできない競馬場の裏側である、装鞍所やパドックの関係者席や検量室などを見学させて頂きました。
検量室の前では僕の憧れの存在である騎手の方々と一緒に写真を撮っていただき、一生忘れない思い出になりました。

そして僕たちが見学に訪れた日は、怪我で長期休養していた騎手の方が1年ぶりにレースに復帰した日でした。パドックで馬に跨った時にお客さんから「お帰りー!」などのとても暖かい言葉がかけられていて、競馬は単なるギャンブルではないと改めて思いました。

今回の課外研修を自分なりに活かして、残りの研修生活も頑張っていきたいです。
(R・H)

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2017年09月04日

騎乗訓練

私たちがBTCでの研修を始めてから4ヶ月以上が経って、騎乗訓練も少しずつレベルが上がってきました。

8月に入って、私たちは初めてゲート練習も行いました。
ゲート練習とは言っても、ゲートが開いたのと同時に走り出すというものではなく、ゲートという狭い空間に入って駐立できるように馬を馴らすという段階の練習でした。
馬を曳く人と馬に乗っている人2人でゲートに入れるだけなので簡単だと思っていたのですが、教官が行ったお手本のようにスムーズに行えず、ゲート練習の難しさと教官の何気ない技術に気が付きました。

他にも縦列単走で走行しながら、2列の併走に切り替えるフォーメーションチェンジや鐙から脚を外して騎座だけで馬の背に乗る正反撞、そして障害飛越など、次々と新しいステップに進んでいます。

私は毎日の騎乗訓練がとても楽しいと言う訳ではなく、上手くいかずに叱られてもう乗りたくないという日もあります。
しかしこの4ヶ月強で、辛い事も乗り越えて馬に乗る楽しみ、上達する嬉しさも知っているので、これからの騎乗訓練でも1日1日大切にして自分の技術をできるだけ高い状態にしてBTCを卒業できるようにしたいです。
(K・Y)

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